翻訳には雰囲気を崩さないことが重要です

ヨーロッパ等の海外の映画を見る時の字幕や吹き替えは、翻訳者の選ぶ言葉で作品の雰囲気が大きく変わります。ストーリーの中で、自分にも意味が分かるような簡単なフレーズが流れてきた時に、思っていたのと違う和訳の字幕が書いてあったりして、驚いた事があります。翻訳者の才能がわかるような訳語選びで、物語が原作よりも良くなったり、その逆に、期待していたような言葉とは違う表現の翻訳でがっかりしたりします。映画の和訳は、言葉だけでなく、動画や音楽を含めた作品全体を大事にしながら、なるべく英語の意味に正確な日本語を選ぶという、語学力だけでは足りない芸術的な作業が含まれています。

ですから、日本語訳の優れた作品は、とても感動するものです。

翻訳サービスやソフトの中で、ひとつの文書に対していくつかの訳が一度に出てくるものがあります。自分自身で長文の文章を翻訳する時には、全体の文章のつながりを考慮しながら、一番自然で忠実な日本語を当てはめたいので、一度の検索で2つ以上の翻訳が出てくれる機能は、大変便利でオススメです。
たくさんのサイトを使用したり、検索機能を使ってひとつひとつ比較してもいいですが、いろいろな作業を同時進行していると、解らなくなってしまう事があります。同時に、同じ画面上で多数の答えが出てくるサービスを利用すれば、簡単な作業で和訳の種類が増えて、作業効率アップが見込めます。無償の翻訳サービスで、一度に複数の和訳ができるサイトも出てきているので、気軽に、利用してみてはいかがでしょうか?