インターネットは情報収集するにはとても便利な手段ですが、情報収集できるインターネットサービスにはいくつかの種類があります。どんなインターネットサービスを使うかによって情報収集における効率や正確さは大きく変わりますので、上手く使い分けることで正確な情報を集めることが大切です。適正正確かつ信頼性が置けるのが、公的機関のインターネットサービスを役立たせた情報収集です。政府や自治体が容易しているホームページやTwitterには、公的な裏付けのある情報のみが乗せられています。公的機関が責任をもって発表している情報ですから信頼性も十分あり、ひょっとして誤った情報であればしっかりと定性情報も流れるので安心です。
公的機関に次ぐ信頼性を持っているは、学術機関の情報です。大学や研究所はインターネットサービスを率先して行っており、ホームページを介しての発表やメーリングリスト、会員向けの論文提供などのサービスを実践しています。学術機関の場合、提供される学術情報や研究発表には責任者の名前が添えられているのが前提なので1次ソースを確認しやすいのも便利なポイントです。
報道機関関係のインターネットサービスは、テレビよりも詳しい情報が掲載され新聞より速報性が高いのが特色です。報道発表ですから2次ソースになりますが、それなりの信頼性のある情報が載っていると判断していいでしょう。しかし、報道機関は詳しい検証を行ってからニュースを掲載しているというわけではありません。中には不正確な情報などが掲載され上に訂正発表も行われないケースもあるのでうのみにしていくのは危険です。
インターネットの優れた点として個人が発信した情報も収集できるという点があります。渦中のニュースの当事者が直接発信した情報は大切な情報源ですし、ニュースの現場に居た人の情報はどこよりも現場の雰囲気や状況をリアルに伝えられます。そうは言っても、個人レベルの情報は不正確なものやいい加減なものも多いという欠点があります。訝しい個人の言い分をそのまま信用することは避け、あくまでも参考情報の一つとして扱うのが利巧です。